自動車や電機のメーカーなどの労働組合で作る金属労協は、2018年の春闘でトヨタ自動車の賃上げ額が非公表だったことを問題視しました。
金属労協・高倉明議長:「2度とやっちゃいかんことだと思ってますよ」
金属労協は今年の春闘について会見しました。トヨタは前年を上回る3.3%の賃上げで妥結しましたが、賃上げの具体的な金額は非公表とされました。これに対して金属労協は、大手の賃上げ額が成果の配分の重要な物差しという共通認識が必要だと指摘。来年以降も非公表は続かないように対応する考えを示しました。金属労協によりますと、5月下旬時点で賃上げ額の平均は月1505円で、前年の同時期に比べて約280円、上回りました。
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