国連でICJ(国際司法裁判所)の裁判官の選挙が行われ、辞任した小和田恒氏に代わり、東大大学院教授の岩沢雄司氏が選出されました。
国連総会と国連の安全保障理事会で6月22日、ICJの裁判官を辞任した小和田氏の後任を選ぶ選挙が行われ、岩沢氏が事実上の信任投票で選ばれました。岩沢氏は小和田氏の残りの任期の2021年2月まで務める予定で、日本人としては4人目のICJの裁判官となります。小和田氏は皇太子妃雅子さまの父にあたり、2003年にICJの裁判官に就任しましたが、高齢であることに加え、来年、皇太子さまが即位し、雅子さまが新皇后になることにも配慮し、辞任したとみられています。