国の強制隔離政策でハンセン病療養所に収容されて亡くなった患者らについて名誉を回復し、追悼する式典が開かれました。
東京・霞が関の厚生労働省で22日に開かれた式典には元患者や遺族らが出席し、「追悼の碑」に献花しました。患者を隔離するよう定めた「らい予防法」が1996年に廃止された後、国は2009年から6月22日を「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」と決めて式典を行っています。
加藤厚生労働大臣:「厚生労働大臣としてこうした歴史を二度と繰り返さないという決意を改めて申し上げる」
元患者側からは「亡くなった人にどうぞ安らかにお眠り下さいと言える社会を目指したい」と式辞が述べられました。
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