アレック・テンプルトン編曲。
テンプルトン[1909?–1963]はイギリスうまれのピアニストです。先天性の盲目でしたが、たいへん優れた音感の持ち主でした。ジャズ・バンドの構成員としてアメリカに渡り、ジャズとクラシックの双方において活躍。「アレック・テンプルトンの時間」という主演のラジオ番組で演奏を披露していました。作曲家としては『バッハが街にやって来る』などのウィットに富んだ作品で知られています。また、オルゴールのコレクターとしても有名です。
本作「モーツァルト・ア・ラ・モード」(現代風モーツァルト)は、『交響曲 第40番 第1楽章』をジャズ風にした小品。アンコールの小ネタにいかがでしょうか。
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