福島県いわき市が市立の小中学校106校のブロック塀の設置状況を調査した結果、基準に適合していない塀が8校で見つかり、このうち2校では高さ2.2メートルの制限を超えていました。内郷第一中学校では、3.2メートルのコンクリートの土台の上に1.8メートルのブロック塀が設置されているため、26日に解体に向けて足場が組まれました。いわき市は他の7校でもブロック塀の高さを抑えるなどの対応にあたるとしています。
広島県神石高原町の豊松小学校でも基準を満たしていないブロック塀が撤去されました。50年ほど前に作られたもので、長さが合わせて約15メートル、高さは最も高い所で1.4メートル程度ありますが、鉄筋が入っておらず厚さも不足していました。また、補強するための控え壁もありませんでした。神石高原町では高さが基準を超えている別の小学校のブロック塀も撤去する予定です。
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