絶滅危惧種である太平洋クロマグロの沿岸漁業について、来月から罰則付きの漁獲規制が始まるのを前に、全国の漁業関係者が見直しを訴えました。
デモに参加したのは、クロマグロの一本釣りなど沿岸漁業を行う漁師ら関係者約650人です。今まで漁獲量の規制は、全国の合計に上限が設定されていましたが、来月からは罰則付きで都道府県別に設定されます。漁師たちは規制の延期や漁獲枠の増加、漁ができない時の補償などを求めました。
デモに参加した漁業関係者:「資源を管理するのは良いことだけど、もっと浜の漁民の声を聞いてほしい。去年の半分で生活しろと言われても無理な話。我々、漁業者は皆、死んでしまう」
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