東京電力が「原発建設」の再開宣言です。建設計画が中断している青森県の東通原発について、小早川社長は建設再開に向けて地質調査に入ることを明らかにしました。
東京電力HD・小早川智明社長:「本格的な地質調査をしていく。(建設着工は)2020年からスタートを一応考えている」
青森県の東通原発は東日本大震災を受けて、建設が止まり、更地のままです。国のエネルギー基本計画でも、原発の新設や増設が明記されなかったなかで、東京電力は今回、原発の建設再開を明らかにしました。ただ、巨額の廃炉賠償費用を抱える東電単独で建設する余力はないため、他の電力会社と共同で行うことを呼びかけています。東電は6月半ば、福島第二原発の廃炉を表明したばかりでした。
関連
東海村にある研究用原子炉を再稼働 核燃料が溶ける過程の観測可能
sm33446746 福島第二廃炉「しょうがない」 東京電力が株主総会
sm33446063 70年かけ撤去費用は1兆円 茨城県・東海村にある使用済み核燃料再処理施設廃止へ
sm33362787 もんじゅ廃炉で監視強化を 福井県知事が規制委に要請
sm33398642 日本原電の東海第二原発 設備の実験で一部に不具合
sm33409109東京電力による東海第二原発の支援 原子力規制委員会が経済産業省から“聴取”も
sm33330653東電が他社の原発支援 原子力規制委から批判相次ぐ
sm33301326【3.11特集】東電はどう裁かれるのか 〜裁判で見えてきた新事実〜
sm32875043原子力規制委員会 東電“巨額資金支援表明”で社長呼び出しへ
sm33225212原子力規制委員会が東海第二発電所の審査に「危惧増している」
sm33199104立民・枝野代表「原発支援の金あるなら賠償に」国会で東電を猛非難
sm33041565山本太郎「原発事故の加害者側が被害者側を踏みにじっていいのか」
sm33003036