台風7号の影響で、7月4日も西日本を中心に大雨が続きます。一方、北海道でも活発な梅雨前線の影響で川が氾濫するなど影響が出ています。
台風7号は3日の夕方に九州北部に最も近付き、西日本を中心に風や雨が強まりました。高知県の鳥形山や徳島県の木頭では48時間で降った雨の量が400ミリを超えるなど、7月の1カ月分の雨が降っています。この大雨をもたらした台風7号は4日現在、山陰の沖合を北上していて、本州からは少しずつ離れて進む予想になっています。ただ、台風に吹き込む暖かく湿った空気の影響で、4日も四国から東海を中心に250ミリから300ミリの大雨になる恐れがあります。依然として土砂災害などに厳重な警戒が必要です。また、北海道では3日、雨竜川や石狩川が氾濫するなど梅雨前線の大雨により被害が出ています。北海道では4日夜以降、台風7号が近付くため、再び発達した雨雲が掛かる予想で激しい雨になる恐れがあります。さらなる川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要です。
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