宮城県南三陸町の旧防災対策庁舎は、津波の爪痕を当時のまま残す震災遺構として国の財政支援を受けることになっている。そこから約300メートルほど離れた高野会館。震災の日、300人以上の住民がいた結婚式場だ。震災遺構に対する支援は一つの自治体に一件とされているため、高野会館は現在、民間の会社で維持管理されている。今後、この建物をどうしていくのか、町は岐路に立たされている。
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