現在は作業できる人が少ないため、家の片付け自体も進んでいません。自ら被災した若者たちが自分の家は家族に任せてボランティア活動をしている実態を見てマンパワーの必要性を感じました。倉敷市ボランティアセンターは、7月14日から倉敷市以外に住むボランティアの受け入れを倉敷市玉島の中国職業能力開発大学校の体育館などで受け付けます。
被災者が訴えていたのが仮設住宅などでの受け入れです。避難所は暑さなども非常に過酷な環境で「早く住む場所を確保したいが、行政が方針を明確にしていないためどうしようもできない」と話していました。親戚の家に避難している女性は「気にするなと言ってくれるが、いつまでもお世話になるわけにはいかない。自分の生活はおろか、親戚の生活まで変えてしまっている。仮設住宅ができれば入りたい」と複雑な気持ちを話していました。
最後に水に関する情報です。真備町は断水に困っている人も多いのですが、真備町市場の神原呉服店が井戸水を提供しています。洗い物に限っていますが、片付けなどに利用してほしいそうです。被災者を対象に倉敷市の3カ所で入浴施設を無料開放しています。市内の2カ所の美容室でシャンプーの無料サービスを行っています。
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