改正された公職選挙法では、「一票の格差」を3倍未満にするため、選挙区の定数を埼玉で2増やします。また、比例代表の定数を4増やしたうえで、各党が「特定枠」を設けられるようになります。合区によって立候補できない候補者を事実上、救済する制度で、来年の参議院選挙から適用されます。この制度を巡っては、野党側が「党利党略だ」と強く反発したほか、自民党の船田元議員が「定数が増えることは国民に理解されない」などとして採決を棄権しました。
関連
自民党「6増案」国民民主党「定数維持」 “一票の格差”問題を抱えて参院選めぐり各党思惑
sm33468272参議院選挙制度改革案に対して「地方には国会議員がいなくていいのか」石破議員反論
sm33335174参議院選挙制度改革案「参院議席増」が突然了承 自民党内“異論”押し切る
sm33326282「各都道府県から1人以上」 一票の格差・合区解消へ自民党内が一致
sm32743336 2017年衆院選「合憲」判断 高裁那覇支部が初判断
sm32608272 【一票の格差訴訟】国側答弁で見えてきた自民党改憲草案の危ない意図
so27547073