Kiyu(キユウ)と申します。通算44作目の投稿となります。
とある女性の幼少期から今までを通じたラブソングで、私の投稿作では最長の7分10秒の曲になっております。
イントロと場面転換以外楽器ソロ部分がほとんど無く全編歌曲なので「4分ちょいくらいかな?」と思ってコードを打ち込んだら7分あって2度見しました。
この曲は今年3月に恥ずかしながら初めて聴いたSam Cookeの「Live at the Harlem Square Club,1963」に猛烈に感動したのがきっかけで誕生しました。
Sam Cookeは私の中では白人の聴衆にもアピール出来る洗練された上品な黒人で、曲に大袈裟なストリングスがヒャラ~と鳴ってるイメージだったので、偉大なアーティストと知りつつベスト盤位しか聴いてませんでした。
しかし!このLive盤はストリングスのスの字も無い熱いバンド演奏と、もともとゴスペルグループ出身のSam Cooke本来の熱いシャウトと常に観客を煽っていく(煽られる客はほぼ黒人ばかりなので声やノリがもはやバックコーラス状態)挑発的な姿がこれ以上ない素晴らしさで封じ込められており、あまりのイメージの違いに当時は発売を見送られ、Samの死後20年以上経た1985年にようやくリリースされると言う曰く付きのLive盤なのです。
全編素晴らしいのですが、やはり6曲目のSomebody Have Mercyからの演奏付きMC、と言うかもはやプリーチャーの一説を挟んだBring It On Home To Meが究極すぎて一時期、物にでも憑かれたかのように毎日聴いてるうち物にでも憑かれたかのように出来たのが本作です。
レスリーオルガンと初めてやってみたトランペット、サックスのホーンセクションをメインに、ピアノの打鍵部に鋲を装着したタックピアノをアクセントに使いました。
長い曲ですが、お気に召して頂けたら幸いです。
✻既に修正済みですがSam Cookeを私、ずっとSam Cookと綴ってました。その程度の知識でLive
を語ってしまい、お恥ずかしい…
お越し頂きありがとうございました。
✻この様な場末の長歌を宣伝して頂き、大変恐縮です。