間もなくのお盆の前に一連の暑さを一掃させる新感覚なCMです。
従来のお中元CMは、供養用の食品を調達するための、
買い物欲だけを上がろうとされた楽しい気分で送った物が多いし、
他界の者への関心は薄かったが、当のシリーズでは真っ逆さま、
あの時代のあの光景を思わせる懐古気分が漂っている、
違和感の部分を見つけたら、奥深さとおもてなしを感じる逸作なのです。
ところが、当の主人公達の面影は『政治事件の犠牲者らしい』という不謹慎な疑惑と、
本土派の冤罪返上を唱えていた与党の立場であるような『選挙宣伝気味』で、
宣伝元の全聯福利中心企業も止むを得ずに、当のCMを撤収しようと決めた。
お悔やみ申し上げます。