Youtubeからの転載です(
https://www.youtube.com/watch?v=CB9SHuab6uI)。
ヘンデルのピアノ曲「調子の良い鍛冶屋」といえば、バロック音楽において破格の知名度を有する作品ですが、この曲は本来、1720年に彼が作曲したハープシコード(チェンバロ)のための組曲(8曲)から、第5番ホ短調HWV.430の終曲「エアと変奏」の通称であり、この組曲を全曲通して聴く機会はなかなかないと思われるので、転載してみました。
なお、「調子の良い鍛冶屋」の通称は、イギリスのサマセット州出身の楽譜商人
ウィリアム・リンタンがこの曲のみ楽譜を単独で出版した際に付けられたもので、リンタン自身が若いころに鍛冶職人の見習いをしていたから、という説が有力視されています。
カール・リヒター(ハープシコード)