素晴らしく綺麗なステージに出会い、感激した勢いで作りました。
本編でもこの3人のやりとりを見てみたかったなと思います。
お借りしたものは動画内とツリーにて。
suy様広告ありがとうございます!!
(以下、勢いで書いたSSです)
花の都プリパリ
灯りの落ちた街並みをひとり歩く少女の姿があった―
「っっもうっ!!ひとりなんてつまんない!!ガァララもライブしたい!!!」
張り詰めていた感情が一気に弾けた。月に吠える時の精霊。
「真夜中のライブ楽しそう♪ファルル、いいこと思いついちゃった♪」
誰も居ないはずの街。突如フルートのような美しい声が返ってきた。
はっとして振り向くと、黄緑色の大きなツインテールを揺らしニッコリと微笑む少女が居た。
「ちょっとまってね、まほちゃんもさそってみる♪」
自分をファルルと呼んだ少女はアイドルウォッチを取り出し、ボタンを押す。
「もしもし、まほちゃん?」
「―こんな夜中にどうしました?プリンセスファルル」
すぐに端正なアルトボイスが答える。
「うん、あのね、いまから一緒にライブしよ♪ガァララとファルルとまほちゃんの3人で♪」
「…フッ、それはまた面白そうですね」
声の主が不敵に笑った時、すでにパソコンのキーボードのエンターへと彼女の指は沈んでいた。
かくして、真夜中のプリパリに集いし3人のライブが今始まる―