2013年にこの曲を弾き、今回は5年振り2回目となります。
昨年シンフォニック=レインの曲を何曲か弾いた時から2013年演奏の解釈が間違っていたとずっと気になっていました。
2013年の演奏は迷いや痛みをそのまま出そうとしていたのですが、トルティニタの心はもうその坦懐にないはずなのです。
彼女は迷うこと、傷みを感じることすら諦めようとしている。だからこの曲に本当の意味で迷も痛みも入れてはいけなかった気がします。
なので今回は「ただ決然と、淡々と」を意識しました。
とはいえ実際はひどい雨の中にいるわけで、 そこは音色でなんとか出せるようにがんばりました。
中盤からMMを使うかどうか非常に迷いましたがそれほど悪くなかったのではないかと思っています。
その水滴が雨なのか涙なのか、本人だけがそれに気づいていない感じがでやすいかなと。
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