ブラウンシュヴァイク公の皇帝臨席予定のパーティーにおいて、
クロプシュトック侯の爆弾テロに多数の死者を出した。
犯人はクロプシュトック侯と判明したが、クロプシュトック侯は
自領に向かっていた。
ブラウンシュヴァイク公は親族を殺され、自らの伐軍の派遣を皇帝に申し出る。
ブラウンシュヴァイク公は討伐軍司令官としてクロプシュトック侯領に向かう。
討伐軍の士官は軍務に素人な貴族が大半で、それを補うために
ウォルフガング・ミッターマイヤー少将と、
オスカー・フォン・ロイエンタール少将が同行する。
クロプシュトック侯は軍備があり、討伐軍に抵抗する。
ミッターマイヤーなら3時間で制圧出来る討伐作戦であるが、
貴族の士官たちは指導を聞かず、制圧に一週間かかる。
クロプシュトック侯は自殺し終息と思われたが、これからが問題だった。
実戦では隅に隠れていた貴族の士官たちは、制圧が完了すると一転して「狩り」に出る。
つまり略奪暴行を繰り返すわけだが、ミッターマイヤーはそれを止めるために奮闘する。
ロイエンタールは悪い事と分かっていたが、さじを投げていた。
この時事件が起こる。士官が近付いた時、指輪をした老婆が指輪を取られまいとそれを飲み込む。
士官は老婆の喉を軍用ナイフで切り裂き、指輪を取りだす。ミッターマイヤーが止めに来た時は、老婆は死亡していた。
ミッターマイヤーはこの行為を非道とする。この士官はブラウンシュヴァイク公の縁者だとして警告する。
ブラウンシュヴァイク公の名前を出せば、見て見ぬふりをするのが常であるが、ミッターマイヤーは違った。
こうした卑劣な者に対してミッターマイヤーは容赦しなかった。軍規に則り将官の権限をもってその士官をその場で射殺した。
ブラウンシュヴァイク公と一族はミッターマイヤーに対して復讐を実行する。
この時友人の危機を知ったロイエンタールの行動は
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