2018/10/26現在の情報:ベピコロンボ水星探査機はドイツのESA運用センター(ESOC)で順調に運用が進められています。水星表面探査機MPOの2つのアンテナ(中利得アンテナ:MGA、高利得アンテナ:HGA)がそれぞれ正常に展開されました。「みお」は休止状態(Dormant Mode)にあり正常です。探査機はクリティカルな運用期間を無事に終え、今後は「みお」を含む各搭載機器の最初の動作確認を実施していきます。
水星探査機MIO 搭載のアリアン5型ロケットが、仏領ギアナのクールー宇宙発射場から、
打ち上げられた。 今後、太陽電池パネルの展開、種々機器の作動確認、
計9回にも及ぶスイングバイ航法などが待ち構えており、発射は成功したが、水星
到着までにはまだまだクリアーせねばならない課題が山のようにある。
全てが順調にいけば、2025年、衛星からの受信電波を受けて到着確認となるが、
全てが初の試みの中、制作された日本・欧州の2機の探査機が、太陽熱を
上手く処理し、低温にも耐え、ちゃんと探査が行えるのか、心配ごとは
尽きない。
尚、動画後半部分にあるMMO探査機は、日本の探査機ですが、このビデオ
作成後に、名前がMIOと改名されました。 MIO(みお)の名は、
河川や海で船が航行する水路や航跡を意味する「澪(みお)」