原油価格の高騰でガソリン価格が上昇しているフランスで、マクロン政権がガソリン税の増税に踏み切ろうとしている。自動車の運転で生計を立てているドライバーにとっては死活問題だと、マクロン政権に増税を踏み留まらせる為に、フランス全土のドライバーがSNSで連絡を取り合い、11月13日から「道路封鎖」による抗議活動を決行した。封鎖前には70%の国民が抗議活動に理解を示していたが、道路封鎖が広まり「日常生活」に支障がで始めると、封鎖の突破を試みる人が多く現れた。抗議グループは突破した車を囲み運転している人に暴力行為を行う異常事態に陥った。また子供を病院に連れて行く途中で停車を強要された母親が、パニックを起こして停車を呼びかけた女性を轢き殺す事故まで起こったという。「ガソリン価格の高騰で生活が苦しくなる」権利意識が強過ぎるフランス人が起こした抗議活動で、一般人の行動の自由という権利に制限を掛けるという馬鹿みたいな事を平気でしてしまうフランス人って…(ー ー;) 仏F2の16日〜19日までの報道をまとめました