あの素晴しい故郷をもう一度。
揺蕩いて沈みゆく追憶と弔砲、カンフィンの戦いです。(part2→
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議会、海軍、宮廷、貴族、司教、商人、民衆、人魚、魔女、西部、東部、あらゆる思惑の錯綜し、しかし果たして我々は一体何者であるのか?答えは只一つ、コスタの人。生きるも死ぬも、コスタであることの前には些末事。偉大な指導者を失ったと思い違いに蠢き回り、我こそ頭と踊る力の亡霊達こそが幽鬼と思しい。
黝くも美しい人魚達の海原を越え、彼方に薄く霧がかって聳えるは我らが麗しのローカ・コスタ。行く手を煩わせる些細な有象無象、砂糖を一匙溶かし込む如く沈めてしまえば、ほら。貴女は無慈悲な不死の巫女。生かすも殺すも、どうぞ、お気に召すままに。……ゲヒヒヒーッ!
基本戦術としては、増援を撃破したのち、戦列を組んで敵本隊を迎えます。"本来、破壊魔法の使用が予測される場合、遅々と戦列を組んで戦うなど魔法の的"とは黒宗才媛の訓戒ですが、我が軍が抱えるは当代きっての魔術師・竜公に南地中海の悪魔・水没霊。まさにその様にしてやりましょう。避けるべきと思われるのはラベリヤ救護士と近習魔術師を海軍本隊に合流させてしまうことで、こうなると相手の戦列を崩すことが格段に難しくなり、泥沼に陥りがちです。従って、第一目標は大司教達の撃破となります。ハゲがいるぞ葬れ!動画では逃してしまってますが、本来はきちんと倒すべきですね。
また、騎兵、歩兵共に突撃の難しいシナリオです。ラベリヤ救護士を相手取れば、光魔法のため騎兵単独では被害が大きく、では弓や砲へと舵を切ってもその多くが制圧射撃を備えているため、なかなか近づけません。ならばカリアラ隊をと動かせば今度は葡萄弾の餌食になりかねず、結局のところ戦列戦の火力で優越する以上、突撃を仕掛けるよりは持久戦が相応しい様に思われます。
今回、どんなにがんばっても30分に収まらず、そのままでは画質がひどかったので分割しています。見辛くて申し訳ないっ……!
《作者様HP》
天涯八潮路結社(
http://yashioji.blog.jp/ )