宇宙暦795年/帝国暦486年9月12日の午後、ミュッケンベルガー元帥より指令を受けた、
ミューゼル大将指揮下の帝国左翼艦隊は、他の艦隊より突出して進軍していた。
ラインハルトは、艦隊左右の指揮官、ミッターマイヤーとロイエンタールを旗艦ブリュンヒルトに呼び、
ミッターマイヤー、ロイエンタール、メックリンガー参謀長、副官のキルヒアイス、艦長のシュタインメッツで、
ミュッケンベルガー元帥の策に対抗するための策の話をする。
通信を使わなかったのは、敵のみならず、右後方の味方にも内容を知られたくないからである。
ラインハルトは「ミュッケンベルガーの奴、我々をダシにして、その犠牲の上に勝つつもりだな。だが策はある。」と言った。
メックリンガーはすぐに勘づき「まさか、あれを?」と驚き、ラインハルトは「ほう、流石は准将、私の策にお気づきか」と返した。
「危険が大きすぎませんか」と注意を促したが、「他に我艦隊を救う策はあるか」と言われると、納得したようである
他のメンバーもどの様な策で行くか、了承した様である。ミッターマイヤーとロイエンタールには、左翼本隊との連動を指示、
シュタインメッツには敵味方の位置に対して左翼艦隊の位置が予定の位置になるように旗艦の率先行動で実現するように指示した。
13日13時27分ごろ、あと5分ほどで有効射程距離に入るとの事でミュッケンベルガー元帥は砲撃準備を指示。
同時刻ごろ同盟のロボス元帥も砲撃準備を指示。しかし13時30分、突如帝国左翼艦隊が思わぬ行動にでる。
※訂正 × 9月13日13時30分 ○ 9月13日13時40分
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