【第九回ボカロクラシカ音楽祭】参加作品
曲名:カンタータ162番 より第1曲 アリア
作曲者:ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
作詞家:ザロモ・フランク
参加部門:自由曲部門
テーマ:九
この作品をアップできてとても嬉しく思います。
どうしてテーマ「九」なのか?この162番は私のお気に入りの曲でいつか自分のものにしようと画策していました。時間の関係で今回は冒頭のアリアだけです。
そうそう、どうして「九」なのか9=1+6+2という単純な話です。
今回の歌詞はドイツ語です。私のお気に入りの歌手はトニオだったんですが、私にとってドイツ語は日本語ライブラリの方が扱いやすいので、今回は勝手にキヨテルに決めました。
オケはいつもと同じ、ソナティーナ・シンフォニー・オーケストラです。どこかにバロックオーケストラのフリー音源ってないのかなぁ?特に弦楽合奏。
今回のウリですが、初演当時のワイマール版で演奏させます。しかし元の楽譜はライプツィヒ再演時のパート譜だけ、この際ホルンのパートが加えられたようです。この当時スライドホルンが、集中的にカンタータに使われましたが、今回ホルンパートを省きました。
次に当時のワイマールのオルガンは、所謂バロックピッチに比べ短三度高く調律されていたそうです。弦楽器は、オルガンに合わせるため短三度高く調弦したようです。よって記譜はイ短調ですが絶対音感のある人が聞けば、ハ短調に聞こえます。さらに、所謂バロックピッチなので多分ロ短調に聞こえてくると思います。当時の欧州は、隣県に行った位でピッチが変わってしまうご時世だったんです。
聞いていただける皆さんの、温かいご理解を頂戴できれば幸いです。