Locrian MASAOKA/SAX Trio"Bike boys trio live"
アルト:伊藤洋夢 テナー:蒙和雅 バリトン:田中奏一朗
バイク少年を演ずる若きサックスの精鋭たちは、私の母校、東京藝術大学の大学院生と大学生です。
片やサックスに触れたこともない作曲者が勝手に作った物をここまでやっつけられるためにはどれほどの意欲と努力の積み重ねがあるのだろうか?一度、恩師、大石将紀氏のレッスンも受けたということであり、各自の練習やこのロクリアン・スタジオでの合同練習の繰り返しはもちろんだが、だいたい、こんな難曲の楽譜を見て「やれば出来る」との決断を支え得る力量が凄い。曲の主には見当も付かない世界があるに違いない。作曲と演奏の分業が始まってから〈長いすパンで見れば〉それほど経っていないが、こういう現実に触れると、やはり分業のメリットの大きさ、というか偉大ささえ覚えるのです。
音楽史から3人組みに至るすべてに感謝!
一方、楽曲、作曲面についてはロクリアンMの哲学や思想無しにはありえない。それについては、2018年12月23日以来、日本現代音楽協会のウェブサイトのアンデパンダン展レポートに(後には私のホームページLMHPにも)掲載しております。