2018年12月22日
韓国軍の艦艇が、20日、自衛隊機に射撃管制用のレーダーを照射した問題で、照射は数分間で複数回にわたったことが新たにわかった。
政府関係者によると、海上自衛隊のP-1哨戒機が収集したデータを分析した結果、哨戒機は、韓国軍の駆逐艦からミサイルなどの発射に向けた射撃管制用レーダーの照射を、数分間、複数回にわたり受けていたことがわかった。
自衛隊幹部は、「偶然とは考えにくい」との見方を示している。
また、韓国側の「遭難船を捜索していた」との主張に対し、防衛省は、22日、「遭難船の捜索には、水上捜索レーダーの使用が適当」などと、韓国側を強く非難するコメントを発表した。