【あらすじ】
小惑星帯の中を航行中の宇宙船トーチウッドは眠っていた。ただひとりの乗員である家弓トワも、人工知能“アイリーン”も。長時間の宇宙飛行で空気や食料やエネルギーを節約するためだった。しかし、下位の機械頭脳“ワトソン”は眠ることなく、宇宙船の機能を維持していた。そして、静かに宇宙船の針路を変更し小惑星2162DSへと向かう。目覚めたトワに“アイリーン”が「気分はいかが?」と呼びかける。人間と会話し、思考する力があるのだ。高性能ながら、まだ学習中の機械頭脳“ワトソン”は、なぜ小惑星2162DSに注目したのか?トワは探索を始めるが…。少年向けの本格的ハードSF小説をオーディオドラマ化。
ラジオドラマ 青春アドベンチャー 林譲治 小惑星2162DSの謎