宇宙暦796年/帝国暦487年2月初旬、帝国軍ローエングラム艦隊2万隻と、
同盟軍第2、第4、第6艦隊合計4万隻がアスターテ星域に集結して、アスターテ会戦が始まろうとしていた。
彼我の戦力差を慮ったローエングラム伯麾下の5人の提督は、ローエングラム伯に会見を申し込んだ。
ローエングラム伯と5人の提督は艦橋の遮音力場の中で対峙する。
論戦の口火を切ったのはシュターデン中将であった。彼は同盟軍に先手を打たれ、さらに2倍の戦力である事から、
「名誉ある撤退」を主張する。しかし、ローエングラム伯は「わが軍は圧倒的に優位な態勢にあるからだ」と言い、
これを一蹴する。ファーレンハイト少将を除く提督たちはこれを聞いて愕然とする。
さらにローエングラム伯の作戦の内容を聞いたシュターデン中将は「机上の空論です。上手く行くはずはありませんぞ」と言う。
「理屈倒れのシュターデン」に机上の空論呼ばわりされた作戦は功を奏すか?
第001話
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