仏の吉田君が怪我をした足のお見舞いにと、骨付き鳥の一鶴で晩御飯をご馳走してくれたんです。そのときに、ビールを飲みながら鳥の皮をカリカリにあげてポン酢で味付けしたおつまみを食べていると、吉田君がまるでお坊さんのような(浄土真宗風)語り口で話しかけてきたんです。その内容とは、ダーウィンの功罪という話で。吉田君も法事に行った先の生物化学のジュン教授の先生から教えてもらったお話だそうで。ダーウィンというと、進化論というのが頭にまずきますよね。その内容はとりあえず、なんかわからないけど、生物学の偉い人っていう感じがおおまかなものでしょうか。そんで、そのおえらい先生があるとき、山の険しい場所で裸で暮らす民族の話を聞きつけて取材に行ったんですね。いや、他の動物だって服きてないから別に普通ジャン、アゼルバイジャンと思うかもしれませんが、他の動物には体を覆う長い体毛があります。人間にはそれが少なく、体温を保つことができません。なのに、どうやって裸のままで暮らせるのか?ダーウィン先生はその謎を知りたくて向かったんですね。その結果、その民族はアザラシの油を体に塗ることによって、体温の放出を抑制し、昆虫などから身を守り、木々からも摩擦をへらしきり傷をなくしていたそうなんです。ダーウィン先生はとても喜んで、その民族に服をプレゼントしたそうです。そして、その後、その民族は滅んでしまったそうです。理由は服を着たままだったから。どういう意味?と思いますが、服を着ない人たちには服を洗うという思考はなかったのです。その結果、服は汚れ衛生環境が悪化し疫病で亡くなったそうです。吉田君は言いました。僕らから見ればもっとこうしたほうが良いんじゃないかと思うことでも、実はその人たちには悪いことをしていることもあると。だから、善意の押し売りには気をつけようね。と。私もなるほどなぁと思いました。三国志大戦でも、もっとこうしたほうがいいとかデッキ変えたほうがいいとか思っていても、その人にとってはその意見によって三国志大戦での楽しみが変わるかも知れないと。吉田君、ありがとう。ありがとう、吉田君。
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