ドイツの哲学者として有名なフリードリッヒ・ニーチェの作品。ニコニコに演奏動画が見当たらなかったので。
音楽に強い関心を持っていた彼は、13歳から20歳のころにいくつかの曲を残しています。
全て歌曲あるいはピアノ曲ですが、一部オーケストラを想定して書かれたと思われる作品もあります。
この作品は1~2分程度ととても短く、技巧的にも簡単な作品。
楽譜の最後に「da capo con malinconia(ダ・カーポ 憂鬱を持って)」と書かれていますが、しかしfineやフェルマータが無いため永遠に繰り返し続ける事になります。
その点ではサティのヴェクサシオンと少し似ていますね。あれは一応840回で終わりますが。
動画では一度だけ繰り返しています。
Nietzsche: das Fragment an sich