選択カテゴリーで「科学」を選ぼうとしたのだが無く成っていたのでコレにしました。
科学好きの方に特に申し上げたいのは、次の事です。
セバスティアン・B/原曲のアリアではテンポは八分音符60なのに、この曲では72(ロクリアン四声体和声の導入部役30秒を別にして)で、この演奏では更に速くなっている。これは明らかにロクリア旋法に置き換えられた、あるいはもっと広い意味でロクリアン的に変えられたことに拠ります。
それが、どうしてか?これは定量的に掴めている事柄ですから科学的解明が可能なはずです。
今後はますます、こういった心理学から人間工学に掛けた領域の科学、すなわち対象への研究方法の開発も得られた科学的知見を利用しての様々なツールの開発も進化して行く時代ではないでしょうか?
期待しています。
なお、そのほかこの楽曲についてはユーチューブの同投稿動画、あるいはホームページ(LMHP)、日本現代音楽協会のウェブサイトをご覧ください。感覚と思考の会話、藝術を味わいつくすことに大きな喜びを覚える方々にはたまらない一品かもしれません。演奏者の名前もご確認下さい!