ウクライナで初めて世界的に知られたと云われる作曲家バルヴィンスキーの作品に取り組んでみました
2018年は生誕130周年、歿後55年というバルヴィンスキーイヤーでしたが、ウクライナが逼迫した状況にあるためか、どこでも話題になっていないように思う、と昨年ツイートなどしました
存命当時の日本でも紹介された御仁で、アレンスキーと抱き合わせて日本語で出版された楽譜を私も持っています
バルヴィンスキーはプラハで学んだため、過去に紹介したV.ノヴァーク
sm31335210 の弟子なのですが、日本ではソ連の作曲家として知られることになったのではないかと思います
ウクライナはリヴィフ(かつてモーツァルトやドップラーも活躍した地)で後進らを育てましたが、残念ながら戦後モルドバの収容所で投獄生活を送り、その後すぐに亡くなっています
これは1915年に作曲された創作主題による変奏曲の第三変奏で、アルメニア風の叙情が映える楽想となっています
弦楽器の旋律パートをボカロに歌わせ、ピアノパートをタンブールやモンゴルダルシマーなどにあてました…タンブールは(楽譜通りの旋律だけれど)即興で弾いているように聴かせる事が出来たような気がしますが、裏で拍を刻まれる後半の歌がうまく歌わせることができずこの辺りで投了です…
画像はG.ガガーリンの「シェマハの女」(PD)と作曲年代頃のバルヴィンスキーの写真です
mylist/24963463 mylist/29113406 ■追記:広告ありがとうございます!