<このドラマはフィクションです
>ある時、プロデューサー(
P)は、浅利七海になりきる行為をしているうちに、いったいなにが浅利七海なのか分からなくなった。仮面をつけている浅利七海は、浅利七海と言えるのか。浅利七海が浅利七海たる所以は、浅利七海のお面を被っている自分こそが浅利七海なのではないか。現実と虚構が入り乱れ、ついには水鉄砲を発砲する。アイドル「浅利七海」への想いに焦がれ、狂気となってしまった
P!それは公園の敷地のように狭い心だった。気持ちはあまりに儚かった。「浅利七海は一人でいい!!!」と雄叫びをあげるのは、
Pのもう一つの心だった。そうして、わたしたちの邪悪な、浅利七海を纏った自我と、別れを告げる。さあ挽歌を流そう、宴をあげよう。しかし、それは束の間の安息に過ぎないのであった
…。
人間の欲望とは、底が尽きないものです。わたしたちは「アイドル(=偶像)」と向き合う時、どれほどピュアな気持ちで対峙しているでしょうか。果たしてそれは正直なものでしょうか。でも、きっと大丈夫です。好きという感情に、間違いはないのですから。それを信じなければなにも始まりません。オタクに支えられたと言われた平成から時代は移りました。なにをもってアイドルと向き合うか、わたしは考え直したいのです。
(氷)
ごめんなさい。
(きげにあ
)~浅利七海のMVシリーズ~
2019年 :
sm357891012018年 :
sm339891422017年 :
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