写真メーカー大手の富士フイルムは、販売を終了していた黒白フィルムの販売を、今年秋にも再開すると発表しました。
富士フイルムが販売を再開するのは黒白フィルム「ネオパン100 ACROS2」です。黒白フィルムは独特の風合いが楽しめることからフィルム愛好家を中心に親しまれてきましたが、大幅に需要が減ったことや生産に欠かせない原材料の一部が入手困難になったことで、富士フイルムは昨年10月に販売を終了していました。
今回、フィルム愛好家をはじめ、白黒写真を好むSNS世代の若者からも販売再開を望む声が上がったほか、入手困難になった原材料の代替品の開発に成功したことから、販売再開を決定しました。現時点で価格は未定で、従来品に比べて、よりメリハリのある写真が撮影できるということです。(10日17:47)