妹アイノがシベリウスの妻として知られるヤルネフェルトの子守歌を歌って貰いました
ヤルネフェルトは、ブゾーニとマスネに師事したことで知られますが、ヘルシンキ音楽院の創設者ヴェゲリウスや、ギュンターラファエルの祖父であるアルベルトベッカーにも師事しています
フィンランド人として生きたシベリウスに対して、友人ヤルネフェルトはスウェーデンに帰化していますが、フィンランド語が苦手だったシベリウスに
アイノは「フィンランド語で話しなさい」と厳しく接したと言います
本作は第一次大戦前に流行った曲でヤルネフェルトを有名にした作品です
シベリウスの死亡記事に寄せたアイノの言葉を借りれば、「音楽は悲しみから生まれる」そうですが、哀愁よりも暖かさと言いますか、3者が輝いていた若かりし頃の息吹のようなものが感じられる曲だと思います
画像はシンベリの「啓示」(PD)で、調律はヴェルクマイスター第三(g)の440Hzです
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