「あらゆる思想は、損なわれた感情から生まれる。」
"忘れたい自分に缶コーヒーを買った
レシートは
レシートは捨てた"
「シンデレラガール」という称号は『証明』である…と僕は思っています。人気の証明であり 掲げた夢が正しいものであるという証明なのだと。
オーディションの際語った夢は「たくさんの人と何か大きなことをしたい」でした。人と関わることが大好きな彼女らしいといえばそうですが、具体性も何もないぼんやりとしていたものでした。
さらに彼女には他人のことを気にしすぎるきらいがあります。
「変なとこマジメだから、隠そうとしてふざけちゃうのかも。なんて」 「しぶりんもしまむーもマジメだし私もマジメじゃ疲れるでしょ?」
この見方によって欠点ととれる気質もあってか自分から前に出ようとはしませんでした。できませんでした。
「私が、アイドルとして歌うのが信じられなくて。できるのかな、なんて…。」
"な〜んてね"と逃げ続けてきた彼女ですが、「たまにはマジメな顔しなくちゃね」などと言い出し 今の目標を教えてくれたことがありました。
「三つ並んだオリオンもキレイだけど、一番星は独りでも輝いてるんだ。」
「私、決めたんだ。誰かの為に引いたり、誰かに頼ったりするの、やめようって。」
「友達も仲間も大切だけど……私は一人でも輝いてるって、みんなに思ってほしい。」
それから2年、2年もかかってしまいましたが、3,075,522票。冗談ながらに言った「300万星パワー」を実現してしまいました。
中間発表と一緒に公開された総選挙リポートの「最初の一票を集めたアイドルランキング」でもは1位でした。たくさんのプロデューサーが応援してくれた何よりの証拠だと感じました。一票でも投じてくれた皆さんにこの場でお礼を言いたいです。ありがとうございました。
これがきっと「何か大きなこと」の一つの答えなんだと思います。
そして、ようやく認められた彼女の夢を 他でもない仲間たちが祝福してくれるのがあいつらしい帰結で嬉しくてこっちも泣いてしまいました。
本田未央が好きです。
他人には「無理して笑わなくてもいい」なんて言いながら、誰かの為にカッコつけて傷ついてしまう彼女を哀れだと思いながらも憧れてしまっているのです。
幼い頃に憧れていたかもしれない綺麗なドレスを着て、光の海に駆け出していく彼女をどうしようもなく愛おしく思ってしまうのです。
これまでの→
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