mylist/64917749銃器じゃなくて砲。
【導入背景】
「企業側」
K-9自走砲の量産後、韓国軍側から新規火砲需要が無いため、旧式火砲改良事業に進出し事業の多角化を図り、その過程で韓国軍の中で淘汰されていっている105mm牽引砲の活用方法として、トラックに載せて自走砲化して、老朽化した4.2インチ迫撃砲を代替する提案をした。しかし、既に
4.2インチ迫撃砲の代替するための120mm自走迫撃砲が試作品段階まで完了していたため、
歩兵部隊の4.2インチ迫撃砲の代替として105mm自走砲
機械化部隊の4.2インチ迫撃砲の代替として120mm自走迫撃砲→ sm35544441として導入が決定する。
「韓国軍側」
砲兵の砲弾を155mmに統一したことで、
牽引砲の105mm砲弾在庫が340万発溜まってしまう。
これらは米軍からタダ同然で譲渡された老朽化した弾薬で、性能維持のための再生費用が120mmの新型迫撃砲弾の導入費用と同等な費用が掛かり、それらを早急に撃ち尽くす必要があった。
また、アフガニスタン戦争での米軍の戦訓から、山岳地形では移動に手間取り、発射速度が遅い120mm~155m高火力/長射程砲より、低射程/低火力ながら、早い発射速度の105mm牽引砲の方が山岳戦での制圧能力が高かったことから、山岳地形の朝鮮半島での運用に有用と判断し、導入が決定。