19日午後2時半ごろ、東京都千代田区の靖国神社で、拝殿に吊された幕に墨汁のような黒い液体がかけられているのが見つかった。
警視庁麹町署が器物損壊容疑で、近くにいた住居不定、職業不詳、自称中国籍の胡大平容疑者(53)を現行犯逮捕した。
調べに対して「墨汁をかけたのは間違いない」と容疑を認めており、同署が詳しい動機などを調べている。
同署によると、胡容疑者がペットボトルに入った黒い液体を幕などにまき散らし、騒ぎになっているのを神社の警備員が発見。その場で身柄を取り押さえました。
当時、中国語とみられる文章が書かれた紙を掲げようとしていたといい、警視庁は解読を進めています。
胡容疑者は今月17日に家族とともに日本に入国したとみられています。