2019年8月27日 17時57分 皇室
上皇后さまは群馬県で開かれている国際音楽祭に参加し、世界を代表するフルート奏者との合奏でピアノの演奏を楽しまれました。
長野県軽井沢町に続いて、27日から群馬県草津町で静養している上皇后さまは、国際音楽祭が開かれている「草津音楽の森」を訪ねられました。
そして世界の一流の音楽家から演奏のアドバイスを受けることができるワークショップに参加されました。
上皇后さまは世界を代表する若手フルート奏者で、オーストリア人のカールハインツ・シュッツさんとの合奏でピアノを演奏し、美しいメロディーを奏でられました。
曲目はサン・サーンスの「白鳥」で、上皇后さまはテンポの変化のつけ方などについて英語で熱心に質問されていました。
ワークショップの会場をあとにする際、上皇后さまは報道陣に歩み寄り、シュッツさんの演奏について「とてもきれいないい音で聞き入ってしまいました」と話されました。
上皇后さまは比較的早期の乳がんと診断され、来月以降に手術を受けることになっていて、上皇さまとともに今月30日まで群馬県に滞在される予定です。