藤田菜七子騎手(22)が騎乗した1番人気コパノキッキング(せん4、村山明)が、スタートから勢いよくハナを切ると、そのまま後続を突き放してゴール。藤田騎手は統一重賞で悲願の重賞初制覇を遂げた。コパノキッキングはカペラS、根岸Sに続いて重賞3勝目。勝ちタイムは1分10秒7。
藤田騎手は「ホッとした気持ちが大きい。うれしいです。ナイターは2走前に経験しているので、入れ込みも少なく、返し馬もよかった。どう乗るか悩んだけど、ゲートを出たら(ハナを)主張しようと。大井の直線がこんなに長く感じたのは初めて。続けて乗せていただいたオーナーをはじめ調教師、厩務員、ファンの皆さんに感謝しています。人気を背負っていたのでホッとしました。コパノキッキングには『ありがとう』と言いたいです。今後もひと鞍ひと鞍頑張っていきます」と話した。