ユーロNCAPはこのほど、新生MGのコンパクトSUV「ZS」のクラッシュテストを実施し、総合評価が3つ星だったことを発表した。
ユーロNCAPの安全性試験で最高評価となる5つ星を獲得するには、「成人乗員保護性能」で80%以上、「子供乗員保護性能」で75%以上、「歩行者保護性能」で60%以上、「安全補助装置」で50%以上という4項目のパセンテージをすべてクリアしなければならない。
新型MG ZSの結果は「成人乗員保護性能」で71%、「子供乗員保護性能」で51%、「歩行者保護性能」で59%、「安全補助装置」で29%という評価で、総合で3つ星に。最高評価の5つ星を獲得する新型車が多く登場している昨今では、かなり厳しい結果となった。とくに安全補助装置の項では29%と、課題を残すこととなった。