第十回ボカロクラシカ音楽祭参加作品:自由曲部門
該当テーマ:「10」(作品番号10)
ラヴェルやドビュッシーとも親交があった詩人ジャンオーブリーの詩にルーセルが曲を付けた歌曲で、オーブリーの奥方に献呈されています
炎がゆらめく様子や心情の変化を見事に描ききった作品だと思います
「失恋したが恋の炎は消えていないよ」とも「死別したが想い出は温かく私を照らしているよ」とも
捉えられる詩ですが、ルーセルの曲調が相俟ってか、やはり後者のように感じられます(前半で出てくる32分音符の炎のゆらめきのようなものが後半の再現部で失われるため)
拙訳は私によるものです
mylist/24963463 mylist/29113406 ■追記:広告ありがとうございます!