2019年の10月、石川県七尾市にある七尾城址を訪れました。
正長年間(1428~1429)頃に能登国守護の畠山満慶が築城したとされ、以後約150年間にわたって能登畠山氏の領国支配の本拠となりました。
七尾湾が一望できる、石動山系の北端の標高300mほどの尾根上(通称「城山」)にあり、その尾根から枝分かれする行く筋もの大小の尾根にも無数の砦を配置した大規模な山城で、山麓に城下町「千門万戸」が一里余りも連なり、山頂にそびえる七尾城の威容は「天宮」とまで称されたと記録に残っています。
天正4年(1576)、越後の上杉謙信に包囲され、一年にわたって持ちこたえますが、畠山氏の中でも親上杉派であった遊佐続光の内応によって、9月13日に落城しました。その後、織田家家臣の前田氏が城に入りますが、天正17年(1589)に廃城となりました。
現在、城跡に建物等は残っていませんが、本丸等の曲輪に石垣等の遺構を見ることができます。五大山城の名に恥じない歴史、城の規模を誇る名城です。
今回は七尾駅から山麓まで歩き、大手道から二の丸周辺まで散策します。
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