作曲&映像 : ゆどうふ (@toufu_tiny)
イラスト : 萩森じあ (@jirujiaru826)
ミックス : バロン (@baron_mix)
歌詞
読みかけ本枕の横に
眠らせ身支度を始める
跳ねる髪 跳ねる心が
秒針とダンスする
君が褒めてくれた髪飾り
言葉と一緒に結び込んで
見つけたら駆け出せるように
履き慣れたブーツを
コツコツタッタと軽やかな
ステップが響く昼の街
『幸福』(ピンク)を纏った女の子
風に誘われて踊りだす
回る回る回る
花びらの中素敵な世界へ
木漏れ日輝くワンピースが
弾け飛ぶようにわらう
この世界壮大なピンライト
私だけを照らすような
強いつよい光がわたしを
送りだしてくれたの
人が行き交う街すり抜けて
慣れた足取り 見慣れた扉
出入り口の鈴合図に
奥の席へ通される
あの頃から変わらないメニューも
大事なたからものにみえて
少し大人になったから
あなたと同じメニューを
カランコロン喫茶店で
彼女はひとり二人席
ソワソワつま先合わせては
温かな珈琲かき混ぜる
回る回る回る
珈琲の中不思議な世界へ
貴方わたし手を取り踊った
あの夜を思い出す
オレンジ色明かり灯す街
早足になるあの娘を
瞳の端で流すわたしは
新しい珈琲を
カランコロン喫茶店で
彼女は独り二人席
隣のお客は六人目
冷めた珈琲をかき混ぜる。
カランコロン・・・
カランコロン・・・
カランコロン・・・
落ちた涙 記憶 髪飾り
跳ね返らない会話と
出入り口の合図空耳が
鳴りやまずにいたんだよ
オレンジ色明かり灯す街
「綺麗だね」と呟いた
君の横顔を思い出してわたしは
「最後」の珈琲を