友人「俺の作った没の動画から、編集するつもりかい?」
私「依頼だから、ね・・・」
友人「・・・ああ、その、何だ・・・」
私「何か?」
友人「いや・・・その、参考までに聞きたいんだが、ちょっとした個人的な好奇心なんだが、
もし好評じゃなかったらどうするんだい?「いいね」なんて、取れないかも・・・
いや・・・それよりも好評だったとして、君が不評を浴びることになったとしたら
あんたはどう思って・・・そんな苦労をしょい込んでいるんだ?」
私「そうだな・・・ わたしは『いいね』だけを求めてはいない。
『いいね』だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ・・・
近道した時『自分の作りたいもの』を見失うかもしれない。やる気もしだいに失せていく。
大切なのは『自分が作りたい』という『真実に向かおうとする意志』だと思っている。
向かおうとする意志さえあれば、たとえ今回は不評だったとしても、
成長していつかは『自分の作りたいもの』にたどり着くだろう?向かっているわけだからな・・・違うかい?」
友人「うらやましいな・・・ 以前オレは・・・投稿者になりたいと思っていた・・・
子供の頃から・・・ずっと、立派な投稿者に・・・なりたかったんだ・・・。
かつてあんたのような『意志』を抱いていた事もあった・・・でもだめにしちまった・・・
オレって人間はな・・・くだらない男さ、何だって途中で終わっちまう。
いつだって途中でだめになっちまう・・・」
私「そんな事はないよ・・・腐れ縁のウスラトンカチ」
友人「え?・・・」
【使用曲】
ベノム/動画編集:伊吹香恋 MMD作成:伊吹香恋
バラライカ/動画編集:伊吹香恋 MMD作成:我が友人