今回は、四式戦闘機こと「疾風」の歌を、うちの姪孫(GUMIさん)に歌ってもらっております。
(いつも通りリクエスト曲です。)
疾風は、大日本帝国にしては生産数も多く3500機にものぼります。
また、「赤鼻のエース」や「マスタング・キラー」の異名をもつ若松幸禧少佐の乗機としても知られており、1944年のレイテの戦いにおいて、米軍曰く「最も憂慮すべき戦闘機」として評価された機体でもあります。
なお、動画に登場する大房養次郎准尉は、バンコクがB-29に空襲された際、敵42機編隊の中にまさかの単機で迎撃に上がり、必殺の一撃でもってB-29を撃墜せしめたエースパイロットです。(他にも武勲は数知れず。)
大東亜戦争の後期に配備された傑作機「疾風」ですが、沖縄における航空特攻作戦にも投入され、その後の戦局の絶望的悪化に伴い本土決戦用に温存され終戦を迎えました。
戦闘機の話題となると、エースパイロットや機体性能に目がいきがちですが、個人的に思うのは「潰し合い」である航空戦において最も重要なのは、パイロットを各種任務に耐えうるレベルに教育して何ヶ月で戦場に送れるか、機体を如何に早く増産するか、人員と機材の消耗に備えた予備兵力や予備資源はどの程度あるか、の3点だと思われます。
アメリカやロシアは領土が広く、航空輸送の必要性からパイロット人口が多かったので、ただ呼びかければ最低限のレベルの人材はそれなりに確保できたのですが、日本は当時、車や飛行機を運転できる人は特殊な技術者に限り、基本的にパイロットを動員するには一から訓練が必要な体制でありました。(事実アメリカはローテーションを組める程人員がいましたし、ロシアに至っては女性パイロットもかなりの数動員でき、普通に女性航空連隊も編成されてます。)
まぁ、これほど貴重な人材を「特攻」で着実に損耗してゆく体制に、勝利なんぞはやってこないでしょうなぁ・・・。
(誤解なきよう書きますが、神風特別攻撃隊の方々は当時の軍の命令に服し、本懐を全うした立派な「軍人」だと、じじいは思います。)
勇みぞ鍛え来たりなば→今に時さえ来たりなば
ですが、レコード音源をヘッドフォンで聞く限り「ima」ではなく「isa」にしか聞こえないんですよね・・。
歌詞カード(紙の画像)の出典求む。(余所の動画でも揉めているようですし・・・。)
次弾装填:Evo zore, evo dana (クロアチア軍歌)
★本日のうちのMMD的家系図
ままま式GUMI
広告への謝辞:紅月様、神風特別攻撃隊様、疾風の如き広告忝なく思います。秋月型初月様もありがとうございました。
■現在はリクエストの受け付けは停止中ですが、リクエストルールと転載について等は下記の最新プロフィールに記載。 (「もっと見る」を押して下さい。)
user/52288618( 無断転載?もう外人さん達が YouTubeに結構な数転載しておってな、今更驚かんぜよ。 「動画自体の尺をノンカット+非営利」なら、ご自由に転載下さいな。 )
●旧アカウントに投稿した動画は以下の通り。(ボカロ軍歌が殆どです。)
mylist/53410027(最新にして最古 2015-2017年、2023年~)
mylist/72257597(2022年)
mylist/66697507(2019-2020年)
mylist/63638249(2018年)
mylist/59909854(2017年)
(一時期ニコニコ動画一般会員の動画投稿制限数が50にされた後、一定の人気水準に達した投稿者の動画投稿制限数が撤廃されるという歴史を辿った為、上記のような歩みとなっております。)
あ、全曲ニコニココモンズにカラオケ置いてあります。ご随意にどうぞ。
日本語吹き替えの歌は、Vocaloid等の方々に歌ってもらう都合上「完訳」にはしておりません。
映画の吹き替えに近く、全部意味を込めようとすると音素が足りなくなり日本語の歌として歌えなくなるため、基本どの動画の翻訳でもガンガン削る方向で作ってます。
本当は「歌う歌詞」「完訳文」「原文」「解説文」を動画中に載せたいですが、そんなごちゃついた動画は視聴される方にとっては観にくいだけの教育+自己満足動画かと思い、シンプルに歌う歌詞のみの表示形式で作成しております。(コメントで原文等を配慮ある構図で打って頂ける場合は、各視聴者側で任意にON・OFFできるかと思いますので、この限りではないかと思います。)
悪しからず。