Peter Gabrielさんの「Here Comes The Flood」です。
1990年に出たベスト盤に収録されたバージョンを元にしています。
この曲はピーターさんが見た夢が元になっている歌だそうで、
「お互いの思考を見る事を妨げる精神的な障壁が壊れて精神的な洪水が起こる」
というなんだかエ〇ァンゲリオン的な夢だったようです。
なのでこの曲では実際の洪水ではなく「精神的な洪水」について書かれています。
そして「自分の本心をさらけ出すのに慣れている人は助かり隠す傾向にある人は溺れてしまう」
のだそうです、私は確実に死ぬでしょう。
訳は私です、いつもよりもっと意訳です。
私の解釈なんてあてになりませんが、いくつか補足しておきます。
せっかく色々調べたし(´・ω・`)
・ラジオの電波
AMラジオの電波は夜になると遠くまで届くようになるそうです。
ピーターさんは「夜になると精神的エネルギーも大きくなる」とおっしゃってます。
・復活祭の潮
復活祭は春分の日の後の最初の満月の次の日曜日だそうです。
一年の中で春分と秋分の日の近くは満潮の水位が上がるのでそれを待っているのでしょう。
当然、復活を待つという意味でもあります。
・息子や娘たち
キリスト教徒の事だと思います、創世記の大洪水を生き残ったノアの子孫でもあります。
・荒廃した地下世界
私たちの文明は鉱物も化石燃料もコンクリートも地下から掘り出して使っています。
地下=地獄だと捉えれば掘れば掘るほど地獄が地上に顕現するわけです。
実際、地下資源は争いの元ですしね。
・「gave their island to survive」
ここが一番迷いました、「生き残るために彼らの島を明け渡した」とも読めます。
他の方の訳をみるとそう訳している方が多いですが、神様に対して言っているというのと、
「We cannot even choose a side(僕らはどちら側に付くのかさえ選べない)」
という一文からこう訳しました。
今年は水害の多い年でしたね、これからは毎年こうなんでしょうか?
来年は穏やかな年にして欲しいものです、皆様良いお年を。
憂いを帯びたKAITOくんのイラストはピアプロの、
ナハさん(
https://piapro.jp/hinoko1 )
よりお借りいたしました。
ゆずごしょうさん、咲ちゃんさん、名無しさん、Y.ひかりさん広告ありがとうございます!
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