軍内部に秘密結社や反体制組織が乱立し大戦の趨勢を巡り各勢力独自の
思惑から統制を無視した派閥闘争が横行する傾国前夜の世界観をテーマ
に自作した変則将棋その名も「傾国将棋」です。
ルール解説
①駒をシャッフルし配置(お好きな様に)し対局開始。但し歩兵は通常の将棋と同じ様に配置。
②まず先攻後攻を決めたら先攻からサイを投げる。
③お互い打ち終ったら今度は後攻がサイを投げる。その次のサイを投げる権利は先攻に移る、これを繰返す。
④対局中に一回だけサイを投げる前に「予言」する事が出来る。出る色を的中させたらその番の時だけ自分と相手は全ての駒を通常の将棋ルールと同じ様に動かせる。外した時のペナルティは無い。
⑤「歩兵」は出た色に関係なく自分の番に動かせる。
⑥「歩兵」以外はサイを投げて出た色の駒しか動かせない。
⑦どちらかの王(玉)が詰むか取られたら対局終了。
⑧終了時点で盤上にある歩兵の駒の多い方が勝者。王を取っても歩兵が相手よりも少なければ負けなのでとりあえず持ち歩はどんどん置いとくのがオススメ(え?そんな事しなくても俺なら楽勝?凄い自信家ですねw)。
追伸
・その他将棋のルールに抵触する行為は反則負け。
・王(玉)はシャッフルせずにお互いに一駒づつ配置する事。
・対局開始時にシャッフルした駒は自軍の歩兵列の先へは配置不可。
・「予言」は相手がサイを投げる番でも自分の投げる番でもどちらでも構いません(よせ、自分の番だと友情を失うぞw)。
・持ち駒の使用に関しては歩兵以外は自分の番にサイを投げた時に出た色の駒しか盤上に打てません。
・対局終了時点の盤上の歩兵数が同数の場合は引き分けです。
・その他この動画の様に
シャッフルせず通常の将棋の配列にするなどローカルルールを採り入れて遊ぶのも一興かも知れません。
・はい、確かに色はエキゾチックですが、普通の将棋としてもプレイ可能なので安心して着色しちゃって下さい(やめろ!おじいちゃん泣くわw)。
参考にした先行作品等
・この傾国将棋は「まわり将棋」「サイコロ将棋」等から着想を得た運の要素の介在する変則将棋です。