先にお知らせ。
今週はИнтернационал(インターナショナル)を投稿予定だったのですが、アップ直前に2カ所のミスを見つけてしまいました・・・・。ですので、これから修正・再編集を行わせて頂きます。
楽しみにされていた共産趣味者の方々には申し訳ありませんが、来週投稿しなおしますので御了承下さいますようお願い致します。
さて、今回の軍歌はリクエストに非ずも、うちのシリーズでは多分最も古い1500年以前の歌であり「我らが愛しき婦人よ」という題名のランツクネヒトの歌となります。(ここで言う「婦人」というのは「聖母マリア」の事を指しております。)
「ランツクネヒト」って何者?という話ですが、1400年代より活躍を始め、1700年代には消滅していったドイツ人歩兵の傭兵部隊の事です。
彼らは28日で4グルデン(オランダ語:Gulden)の給料を受け取り、主として神聖ローマ帝国の為に戦う部隊でした。4グルデンは大雑把に言って1500年代で12万円相当のお金になり、街のギルドの親方や、学校の先生等の、当時としては高給取りの給与に等しい金額でした。
大抵のランツクネヒトは、農家や貴族の次男や三男等の「相続権を持たぬ者」達で、喰うに困って街にやってくるも、大したスキルも無く、どうしようも無くなり「えーい!ままよ!」とランツクネヒト募兵官の見せる4グルデンに食いついた連中でした。(貴族は倍の8グルデンが相場。)
彼らはこの給料の中で全てを揃える必要があり、給与不払い等も多発し、生活はかなり困窮していましたが、一旦戦争が終わり兵士をクビになると、夜盗になったり、まるでRPGのゲームのように宿屋を根城として私闘(フェーデ)請負、暗殺、隊商護衛、諜報任務、破壊工作を行ったり、世話になった傭兵隊長の一声でまた傭兵に戻ったりの生活を繰り返していたのでした。
そして「年老いたランツクネヒトを見る事は滅多にない・・・」と、当時の年代作家が語る人生を、多くのランツクネヒトは歩むのでした・・・。
なお、歌詞の中のゲルダーンはオランダの街の名称で、ベルヘン・オプ・ゾームはオランダ国境沿いのドイツの街の名称です。また「祭り」は戦勝記念のお祭りの事です。
次弾装填:Интернационал(インターナショナル)
★本日のうちのMMD的家系図
ままま式 GUMI love-angel-sugar型
広告に関する謝辞:万歳三唱様、秋月型初月様、このようなえらい古い曲に広告の程ありがとうございます。
■現在はリクエストの受け付けは停止中ですが、リクエストルールと転載について等は下記の最新プロフィールに記載。 (「もっと見る」を押して下さい。)
user/52288618( 無断転載?もう外人さん達が YouTubeに結構な数転載しておってな、今更驚かんぜよ。 「動画自体の尺をノンカット+非営利」なら、ご自由に転載下さいな。 )
●旧アカウントに投稿した動画は以下の通り。(ボカロ軍歌が殆どです。)
mylist/53410027(最新にして最古 2015-2017年、2023年~)
mylist/72257597(2022年)
mylist/66697507(2019-2020年)
mylist/63638249(2018年)
mylist/59909854(2017年)
(一時期ニコニコ動画一般会員の動画投稿制限数が50にされた後、一定の人気水準に達した投稿者の動画投稿制限数が撤廃されるという歴史を辿った為、上記のような歩みとなっております。)
あ、全曲ニコニココモンズにカラオケ置いてあります。ご随意にどうぞ。
日本語吹き替えの歌は、Vocaloid等の方々に歌ってもらう都合上「完訳」にはしておりません。
映画の吹き替えに近く、全部意味を込めようとすると音素が足りなくなり日本語の歌として歌えなくなるため、基本どの動画の翻訳でもガンガン削る方向で作ってます。
本当は「歌う歌詞」「完訳文」「原文」「解説文」を動画中に載せたいですが、そんなごちゃついた動画は視聴される方にとっては観にくいだけの教育+自己満足動画かと思い、シンプルに歌う歌詞のみの表示形式で作成しております。(コメントで原文等を配慮ある構図で打って頂ける場合は、各視聴者側で任意にON・OFFできるかと思いますので、この限りではないかと思います。)
悪しからず。