2020年1月10日 9時01分
国内では珍しい、北米などに生息する「ホッキョクオオカミ」の展示を栃木県那須町の動物園でことし3月から行うことになりました。
ホッキョクオオカミの展示を行うのは、栃木県那須町の動物園「那須どうぶつ王国」です。
カナダ北部やグリーンランドに生息する「ホッキョクオオカミ」は、体長およそ80センチ、体重80キロほどで、野生でもなかなか見ることができないことから「幻の白いオオカミ」と呼ばれています。
この動物園では、ことし3月下旬から、ともに1歳のオスとメスのつがいを展示する計画で、現在、北アメリカの森林をイメージした新しい展示施設の整備を進めているということです。
この動物園によりますと、現在、ホッキョクオオカミを展示している施設は国内になく、非常に珍しいということです。
那須どうぶつ王国の鈴木和也総支配人は「オオカミが地元の那須岳を背景に遠ぼえする姿が見ることができるかもしれません。展示を期待してほしい」と話しています。
新しい展示施設「オオカミの丘」はことし3月20日にオープンするということです。