結月ゆかりの双子の片割れ、結月(本名不明)はいつものように一人、暇を持て余していた。
寂しさのあまり、己にとって無二の友、茜のことで思いに耽っていた結月。
そうしたなんでもない時間を過ごしているとスマホに着信が入る。
知り合いがほぼ皆無の結月に電話をかけてくる人物はほぼ限られている。ということは……
結月は意気揚々とスマホを取った。
結月は知るだろう。嵐は突然やってくるということを。
――ずんだは美味しい――
ボイロ動画投稿2周年。ウチの結月弟の性別は結月です。
おまけの補足(あおきり)
「もう少しだけこうしていたい」
それは勝利者になったのにも関わらず、罰ゲームにも満たない要求ばかりの葵のささやかな願い。
「もうそれで行きましょう。葵ちゃんがいいと言うまで私は動かない、それでいいですよね?」
これ以上埒が明かないと判断したきりたんはその罰ゲームとも言えないものを聞き入れたのだった。前作→ sm35116882 次→sm36342913 新作→
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