暗がりを畝る坂道を
もうどれほど歩いてきたのだろう
それすら分からず毎日は
ただ過ぎていく
夢見ることすら覚束ず
見知らぬ誰かの悲しみに触れ
気弱な心をまたひとつ
擦り減らすけど
いつも描いていた
理想の背中を
見失わぬように
歩いていくんだ
誰のものでもない明日を探しに行こう
君だけに輝く太陽を
鈍色の風が涙を攫ってくれる
まっすぐに前を向いて行けるよう
ずっといつまでも きっと
今まで過ごしてきた日々が
輝かしくはないものとしても
ふと振り返りたくなるような
夜もあるだろう
心の底から笑いあえる
気の置けない仲間の面影と
新たな暮らしの中でまた
出逢えるのかも
胸の奥にしまった
自分の全てを
曝け出すように
生きてみたいんだ
いつもと違う何かを探してみよう
君の為にある太陽を
鈍色の虹が光を導いてくれる
まっすぐに前を向いて行けるよう
ずっといつまでも きっと
全ての事に答えがもしもあるなら
胸を突き刺す痛みでさえ愛せるのかな
ありきたりな言葉でもいい
次へと踏み出せるなら
もう迷わない
自分らしさとは何?と問いかけては
あてもなく旅をするかのよう
鈍色の光が射し込むその向こうへ
まっすぐに歩いて行こう
誰の為でもない今日を探しに行こう
君だけに輝く太陽を
鈍色の雨が涙を洗ってくれる
まっすぐに前を向いて行けるよう
ずっといつまでも きっと
いつだって ずっとそう思えるよう